この度、安井金比羅宮への縁切り祈願サービスという、少し聞きなれないサービスを開始することにしました。

「縁切りを代行してもらおう！」

なんて、普段暮らしていてなかなか思わないことですが、

もし、今、人間関係に苦しんでいて、

もし、その人間関係が自分では解決できない状態で、

もし、「縁切り」という祈願がある事を知っていて、

もし、その「縁切り神社」がすごく遠いところにあるために、行く事自体が困難で、

もし、世の中にそれを代行してくれるサービスがあるという事を知っていたら、、、

それはすごく便利なことではないか。

と、ある日突然思い立ちました。

私自身、縁切り祈願を安井金比羅宮でおこなった事があります。

その時はご近所のトラブルですごく悩んでいました。

はじめは挨拶しても無視されるところから始まりました。

普段特に会話もした事がなく、特に何かあったわけではありませんでした。

朝やお休みの日などに見かけた際は「おはようございます」と挨拶はしていました。

ところが、ある日を境に、ご挨拶をしても無視されるようになりました。

そこから、その方と仲の良いご近所の方も、ヨソヨソしい空気を出すようになりました。

私は普段働いていますし、そこまで気にすることではないかなと思ってはいたのですが、

そういうことがあると、人間どうしても気になってしまうものです。

しばらく我慢していたのですが、朝や休みの日に外で出くわすのに怯えるようになり、

それがどんどんとストレスへとなっていきました。

ある日、京都に遊びに行った際、たまたま安井金比羅宮を知りました。

友達の、しつこい元恋人との縁を切りたいから寄っていこう、という軽いノリに付き合って、

私は安井金比羅宮を訪れました。

その時に見た、あの縁切り縁結び碑の姿と絵馬の量の衝撃を、今でも憶えています。

本当に見たことがない光景でした。絵馬をくくる台が折れてしまいそうなぐらいかかっており、

そしてのその台が敷地いっぱいにあるのです。

離婚したい、彼を返して欲しい、病気と縁を切りたい、上司・同僚と縁を切りたい、ご近所と縁を切りたい。

そこには色々な人間関係の悩み、縁への悩みが書かれていました。

「こんなに世の中で人間関係に悩んでいる人がいるんだ。。。」

縁切りの絵馬を書き終えた時、私は少し心が軽くなった気がしました。

それからご近所の方を気にすることがあまりなくなりました。

安井金比羅宮の力が効いたのか、自分が気にしなくなったのか。

もしくは、あの祈願の数を見て、同じように戦う人たちに逆に勇気づけられたのか・・・。

その真意は分かりませんが、どちらにせよ、私の悩みが解決したのは確かです。

安井金比羅宮は日本最強の縁切り神社です。

京都の近くにお住いの方はご自分で足を運ぶことができると思いますが、

遠方でどうしても訪れるのが難しい方はたくさんいらっしゃると思います。

そして、あの絵馬の数のように、世の中で人間関係お悩みを持つ方もたくさんいらっしゃることでしょう。

私たち「縁切り侍」スタッフは、そういった方々のお役に少しでも立てるようにと、このサービスを始めました。

始めたばかりなのでまだまだ知ってもらうことからスタートですが、

今お悩みの方に私たちの存在を知ってもらえるように日々努力してまいります。

それではこれから始まる私たちの新サービス「縁切り侍」を、どうぞよろしくお願い致します。

縁切り侍スタッフ一同